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工事担任者DD第1種合格.com平成23年度第1回 DD第1種の試験問題

平成23年度第1回 DD第1種の【技術及び理論】試験問題と解答集です。

第1問~第5問までの25問は、技術及び理論科目です。第1問(1)~(5)は各4点です。第2問(1)~(5)は各4点です。第3問(1)~(5)は各4点です。第4問(1)~(5)は各4点です。第5問(1)~(5)は各4点です。


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【第1問】次の各文章の○○内に、それぞれのの解答群の中から最も適したものを選びなさい。

(1)図1は、ブロードバンドルータなどに接続して、IP電話サービスやアナログ電話サービスが利用できるVoIPアダプタの背面の例を示したものである。図中Aの接続先について述べた次の記述のうち、正しいものは、○○である。

@ADSLスプリッタのPHONE(又はTEL)ポートに接続される。
A従来の固定電話に用いられていたアナログ用通信機器(電話機、ファクシミリ)などに接続される。
BUTPケーブルを用いてパーソナルコンピュータに接続される。
CUTPケーブルを用いてADSLモデムやブロードバンドルータに接続される。
D電気通信事業者のアクセス回線に接続されたモジュラジャックに接続される。

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【解答】

Cが答えです。

(2)IEEE802.3afにおいて標準化された、PoE機能について述べた二つの記述は、○○。

A.IEEE802.3afの規定では、PSE(Power Sourcing Equipment)1ポート当たり直流44〜57ボルトの範囲で、電力クラス0の規格では最大15.4ワットの電力をPD(Power Device)に給電することができる。

B.IEEE802.3afの規定には、予備対(空き対)を使用して給電するオルタナティブA及び信号対を使用して給電するオルタナティブBの方法がある。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

【解答】

Aのみ正しい。

(3)○○材料を用いたノイズ対策部品の一つであるクランプフィルタは、ネットワークを構築したあとでも、ケーブルを切断することなく装着でき、デジタル機器から放射される数十MHz帯域から数GHz帯域の電磁妨害波の抑制に効果があるといわれる。

フェライト カーボン チタン シリコン インジウム

【解答】

フェライト。

(4)図2は、隠れ端末が存在するときの無線LANについて例示したものである。STA1とSTA2の間及びSTA2とSTA3の間において、いずれも障害物によりキャリアが到達しない状態でキャリアセンスが有効に機能しない場合、CSMA/CA方式では、フレームの衝突の頻度が増し、これが○○特性を劣化させる要因になるといわれている。

ビット誤り率 挿入損失 周波数 SN比 スループット

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【解答】

スループット。

(5)ネットワークを構成する機器について述べた次の記述のうち、誤っているものは、○○である。

@スイッチングハブは、レイヤ2スイッチともいわれ、受信したフレームの宛先アドレスを読み取り、アドレステーブルと照合し、アドレステーブルに当該宛先アドレスがあれば、宛先機器が接続されているポートだけにフレームを転送する。
Aレイヤ3スイッチは、LANスイッチといわれ、一般に、単一のネットワークアドレスを持つサブネットで用いられる。
Bレイヤ3スイッチには、MACアドレスに基づき中継するレイヤ2処理部とIPアドレスに基づき中継するレイヤ3処理部がある。
Cレイヤ3スイッチは、VLAN(Virtual LAN)機能により、VLANとして分割したネットワークを相互に接続することができる。
Dレイヤ3スイッチでは、RIP(Routing Information Protocol)やOSPF(Open Shortest Path First)tぽいわれるルーティングプロトコルを用いることができる。

【解答】

A。

【第2問】次の各文章の○○内に、それぞれのの解答群の中から最も適したものを選びなさい。

(1)HDLC手順において、フレームの制御部などに1ビットが5個連続したとき、その直後に0ビットを無条件に挿入して送信する理由は、○○を確保するためである。

送受信の間隔 伝送手順の優先順位 送信のタイミング
データの透過性 エラーチェック用のビット

【解答】

データの透過性 。

(2)TTC標準では、アクセス系光ファイバネットワークに用いられる伝送技術である○○の波長グリッドについて、温度制御の不要なレーザやフィルタなどの性能を考慮し、隣接波長との間隔は20ナノメートルと規定されている。

DWDM CWDM FDMA TDMA

【解答】

CWDM。

(3)ネットワークインターフェースカード(NIC)に固有に割り当てられたMACアドレスは、先頭の○○バイトをベンダ(メーカ)識別番号(Organizationally Unique Identifiers)として、IEEEが管理、割当てを行い、残りの○○バイトを製品識別番号として、重複しないよう各ベンダなどが独自に管理している。

2 3 4 5 6

【解答】

3。

(4)IP-VPNと広域イーサネットについて述べた次の二つの記述は、○○。

A.各拠点のトラフィックなどに応じて別々に構成されたIP-VPNと広域イーサネットを、電気通信事業者のゲートウェイを介することにより相互に接続して利用する方法がある。

B.IP-VPNにおいてVPNを実現するための主な技術にEoMPLSがあり、このEoMPLSは、MPLSネットワーク上でIPパケットを転送する技術である。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

【解答】

Aのみ正しい。

(5)ATM網について述べた次の二つの記述は、○○。

A.ATM網では、転送するデータのビット数が一つのセルで運べる情報転送単位である128ビットよりも」多いときは、データを複数のセルに分割して転送する。

B.ATM網の通信品質は、セル損失率だけではなく、セルを受信端末に送り届けるまでに要する時間、遅延時間のゆらぎの程度などのパラメータと併せて規定されている。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

【解答】

Bのみ正しい。

【第3問】次の各文章の○○内に、それぞれのの解答群の中から最も適したものを選びなさい。

(1)他人のクレジットカードやキャッシングカードの磁気記録情報を不正に読み取り、カードを偽造するなどの行為は、一般に、○○といわれる。

スキミング トラッシング フィッシング ファーミング

【解答】

スキミング。

(2)暗号化電子メールを実現する代表的な方法の一つであるPGPについて述べた次の記述のうち、誤っているものは、○○である。

@PGPでは、一般に、送信者は、電子メール内容を共通鍵で暗号化し、その鍵を送信相手の公開鍵を用いて暗号化する方式が採られている。
A認証に用いられるデジタル署名は、送信者の秘密鍵を用いて作成され、電子メールに付加される。
B受信者は、自分の秘密鍵を使って共通鍵を復号し、復号した共通鍵で電子メールを復号する。
C公開鍵の正当性を保証するための第三者機関が必要である。

【解答】

C。

(3)ネットワーク上での攻撃などについて述べた次の二つの記述は、○○。

A.ネットワーク上を流れるパケットを盗聴して、そこからIDやパスワードなどを拾い出す行為は、IPスプーフィングといわれる。

B.IPアドレスを詐称することにより、そのIPアドレスの保持者になりすまし、ハッキングなどを行う行為は、セッションハイジャックといわれる。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

【解答】

AもBも正しくない。

(4)無線LANのセキュリティについて述べた次の二つの記述は、○○。

A.無線LANアクセスポイントにおいて、一般に、MACアドレスフィルタリングを有効に設定すると、MACアドレスを利用した接続制限が可能となるが、無線LAN区間での盗聴を防ぐことはできない。

B.無線LANアクセスポイントのSSIDの設定において、一般に、ANY接続をを拒否する設定にすると、SSIDを空欄又は「ANY」に設定している無線LAN端末からは接続ができない。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

【解答】

AもBも正しい。

(5)JIS Q 27001:2006に規定されている、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の要求事項を満たすための管理策について述べた次の記述のうち、誤っているものは、○○である。

@情報セキュリティ基本方針文書は、経営陣によって承認されなければならず、また、全従業員及び関連する外部関係者に公表し、通知しなければならない。
Aすべての資産は、明確に識別しなければならない。また、重要な資産すべての目録を、作成し、維持しなければならない。
B重要な記録は、法令、規制、契約及び事業上の要求事項に従って、消失、共用及び複写から保護しなければならない。
C装置は、可用性及び完全性を継続的に維持することを確実とするために、正しく保守しなければならない。

【解答】

Bが答えです。

【第4問】次の各文章の○○内に、それぞれのの解答群の中から最も適したものを選びなさい。

(1)光ファイバの接続に光コネクタを使用したときの挿入損失を測定する試験方法は、光コネクタの構成別にJISで規定されており、光ファイバ対光ファイバ(現場取付け光コネクタ)のときの基準試験方法は、○○。

OTDR法 カットバック法 挿入法(A) 置換え法

【解答】

挿入法(A)。

(2)LAN配線工事などについて述べた次の二つの記述は、○○。

A.100BASE-TXの配線を行う場合、クラス2のリピータハブのカスケード接続は4段までとなるように、リピータハブの設置及び配線を行う必要がある。

B.100BASE-TXのLAN配線工事において、クラス2のリピータハブどうしをカスケード接続するとき、ハブ間の距離は、5メートル以下となるように配線しなければならない。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

【解答】

Bのみ正しい。

(3)JIS X 5150:2004では、光配線システムの性能試験項目として、光減衰量、長さ、伝搬遅延及び○○の項目を規定している。

反射減衰量 伝搬遅延時間差 挿入損失
結合減衰量 極性の保持及び接続

【解答】

極性の保持及び接続。

(4)JIS TS C 0017ビルディング内光配線システムで規定されている、光ファイバケーブル布設後の試験について述べた次の二つの記述は、○○。

A.GI形光ファイバ伝送路の光損失試験を行う場合、光源の電源を入れ光源が安定してから入力端に光源と励振器を接続する。

B.心線対照試験は、光ケーブル分岐時又は保守点検時に対象となる心線を簡易に識別又は特定する方法として用いられ、対照光は270ヘルツの変調光が推奨されている。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

【解答】

AもBも正しい。

(5)JIS X 5150:2004では、図に示す水平配線の設計において、クロスコネクトーTOモデル、カテゴリ6要素を使ったクラスEのチャンネルの場合、機器コード、パッチコード/ジャンパ及びワークエリアコードの長さの総和が15メートルのとき、水平配線ケーブルの最大長は○○メートルとなる。ただし、使用温度は20(℃)、コードの挿入損失(dB/m)は水平配線ケーブルの挿入損失(dB/m)に対して50%増とする。

80.5 81.5 82.5 83.5 84.5

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【解答】

80.5。

【第5問】次の各文章の○○内に、それぞれのの解答群の中から最も適したものを選びなさい。

(1)図1は、JIS C 5150:2004に規定されている、平衡配線の性能測定における判定方法の3dB/4dBルールなどについて述べた次の記述のうち、誤っているものは、○○である。

@平衡配線におけるデータ信号の伝送特性としては、挿入損失の値が3dB又は4dB以下の周波数範囲であれば、データの送受信を行う上で十分なSN比を確保することができるとされており、JIS規格では、3dB/4dBルールといわれる判定方法が適用されている。
A挿入損失の測定結果が3dB以下となる周波数範囲においては、反射減衰量に関する特性について、その周波数範囲の部分で試験結果が不合格となっても合格と見なすことができる。
B挿入損失の測定結果が4dB以下となる周波数範囲においては、近端漏話減衰量に関する特性について、その周波数範囲の部分で試験結果が不合格となっても合格と見なすことができる。
C挿入損失の測定結果が規定値以下となる周波数範囲での3dB/4dBルールは、配線長が10メートル程度と100メートル程度では、より長い配線長の方が、広い周波数範囲が適用される。
DTIA/EIA-568B規格による性能測定においては、TIA/EIA-568Bでは、JIS規格にある平衡配線の近端漏話減衰量に関する4dBルールが適用されていないため、不合格は規格値どおりに行う。

【解答】

Cが答えです。

(2)ONUやCTUを介し光アクセスネットワークに接続して使用するVoIPアダプタなどの光電話対応機器のLEDランプ表示のうち、一般に、○○ランプといわれる表示ランプが点滅している場合は、データの送受信が正常に行われていることが分かる。

PPP CLK INIT WAN CONFIG

【解答】

WAN。

(3)UTPケーブルへのコネクタによる成端時に発生するトラブルなどについて述べた次の二つの記述は、○○。

A.コネクタによる成端時の結線の配列違いには、リバースペア、クロスペア、スプリットペアなどがあり、漏話特性の劣化やPoE機能が使えないなどの原因となることがある。

B.対の撚り戻しにおいては、長く撚りを戻すと、ツイストペアケーブルの基本性能である静電誘導を打ち消しあう機能が低下し、漏話特性が劣化したり、容量性リアクタンスの変化による信号の反射量が増加する。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

【解答】

Aのみ正しい。

(4)JIS Q 9024マネジメントシステムのパフォーマンス改善に規定されている、数値データを使用して継続的改善を実施するために利用される図表について述べた次の二つ記述は、○○。

A.連関図は、複雑な原因の絡み合う問題について、その因果関係を論理的につないだ図であり、問題の因果関係を解明し、解決の糸口を見いだすことに使用する。

B.散布図は、二つの特性を横軸と縦軸とし、観測値を打点して作るグラフであり、二つの特性の相関関係を見るために使用する。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

【解答】

AもBも正しい。

(5)図2に示すアローダイアグラムにおいて、作業Aと作業Cをそれぞれ2日短縮させると、全体工期は○○日短縮される。

1 2 3 4

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【解答】

3日が答えです。短縮なしの場合の全体工期は20日で、作業A,Cを2日ずつ短縮すると全体工期は17日となるため。

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