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工事担任者DD第1種合格.com平成23年度第2回 DD第1種の試験問題

平成23年度第2回 DD第1種の【技術及び理論】試験問題と解答集です。

第1問~第5問までの25問は、技術及び理論科目です。第1問(1)~(5)は各4点です。第2問(1)~(5)は各4点です。第3問(1)~(5)は各4点です。第4問(1)~(5)は各4点です。第5問(1)~(5)は各4点です。


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【第1問】次の各文章の○○内に、それぞれのの解答群の中から最も適したものを選びなさい。

(1)IPv6アドレスは、○○、マルチキャストアドレス及びエニーキャストアドレスの3種類のタイプが定義されている。

グローバルアドレス プライベートアドレス MACアドレス
ユニキャストアドレス ブロードキャストアドレス

【解答】

ユニキャストアドレスが答えです。

(2)企業向けSIPサーバシステムを用いたIP-PBXの一般的な構成において、SIPサーバの機能などについて述べた次の二つの記述は、○○。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

A.SIPサーバシステムの核となるSIPサーバは、本体サーバともいわれ、一般に、SIP基本性能、PBX機能及びアプリケーション連携機能を持っている。

B.アプリケーション連携機能には、SIP通信を行うために必要な機能として、プロキシ(Proxy)、リダイレクト(Redirect)及びレジストラ(Registrar)の3種類がある。

【解答】

Aのみ正しい。

(3)IEEE802.11において標準化された、CSMA/CA方式の無線LANについて述べた二つの記述は、○○。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

A.送信を行っている無線LAN端末では、アクセスポイントからのNAKを受信した場合は、IFS時間及びあるランダムな時間だけデータの送信を待ち、他の無線端末から電波が出ていないことを確認してから送信する。

B.送信を行っている無線LAN端末の信号をキャリアセンスできない環境の端末(隠れ端末)は、アクセスポイントが送信するCTS(受信準備完了)を受信できれば、送信端末の存在を知ることができるため、IEEE802.11では、隠れ端末問題を解決する手段として、RTS/CTS制御に用いられるRTSフレーム及びCTSフレームが定義されている。

【解答】

Bのみ正しい。

(4)Windowsのコマンドプロンプトを用いて、IPv6ノードの経路情報を表示させるためには、netshコンテキストから、interface ipv6コンテキストの○○コマンドが用いられる。

ipconfig tracert show route netstat ping

【解答】

show route。

(5)JIS A4201:2003建築物等の雷保護で規定されている外部雷保護システムのうち、雷電流を受雷部システム(雷撃を受けるための部分)から接地システム(雷電流を大地へ流し拡散させるための部分)へ流すための部分は、○○といわれる。

等電位ボンディング 基礎接地極 環状接地極
サージ保護装置 引き下げ導線

【解答】

引き下げ導線。

【第2問】次の各文章の○○内に、それぞれのの解答群の中から最も適したものを選びなさい。

(1)IPv4におけるPMTUDなどについて述べた次の二つの記述は、○○。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

A.PMTUDは、発信元ホストとネットワーク内のすべてのルータにおいてPMTUDが有効に機能するよう設定されている場合、パケットの発信元から宛先までの経路上にあるパスにおいて、パケットが破棄されずに転送できるRWIN値を検出する仕組みである。

B.PMTUDに用いられるICMPメッセージには、「宛先到達不能」、「フラグメント化が必要だがDFビットが設定されている」などの情報が含まれる。

【解答】

Bのみ正しい 。

(2)SDHベースのユーザー・網インターフェースにおけるATMの各レイヤのうち、物理媒体依存サプレイヤについて述べた二つの記述は、○○。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

A.ATM通信を行うための伝送路符号化、電気・光変換機能などを持つ。

B.空きセルを生成・挿入することにより、セル流と伝送速度との整合をとる。

【解答】

Aのみ正しい。

(3)デジタル信号を送受信するための伝送路符号化方式のうち○○符号は、図に示すように、ビット値0の時は信号レベルを変化させず、ビット値1が発生するごとに、信号レベル0から高レベルへ、高レベルから0へ、又は0から低レベルへ、低レベルから0へと、信号レベルを1段ずつ変化させる符号である。

マンチェスタ NRZ NRZI AMI MLT-3

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【解答】

MLT-3。

(4)ICMPv6について述べた次の記述は、○○。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

A.ICTFのRFCでは、ICMPv6は、IPv6を構成する一部分として必須であり、すべてのIPv6ノードは完全にICMPv6を実装しなければならないと規定している。

B.ICMPv6は、ICMPv4と比較してルータなどへの負荷の軽減を図るため、コントロールメッセージを伝達することに特化している。

【解答】

Aのみ正しい。

(5)FTTHサービスの設備構成のうち○○方式は、電気通信事業者側の光加入者線終端装置とユーザ側の光加入者線終端装置との間で光ファイバ回線を分岐することなく、終端装置の相互間を1対1で接続する構成である。

SS ADS HFC SCM PDS

【解答】

SS方式。

【第3問】次の各文章の○○内に、それぞれのの解答群の中から最も適したものを選びなさい。

(1)コンピュータプログラムのセキュリティ上の脆弱性が公表される前、若しくは脆弱性の情報は公表されたがセキュリティパッチがまだ無い状態において、その脆弱性をねらって行われる攻撃は、一般に、○○攻撃と言われる。

DoS ブルートフォース バッファーオーバーフロー ゼロディ

【解答】

ゼロディ攻撃。

(2)認証を要求する複数のシステムが存在する場合、一般に、個々のシステムごとに認証を行う必要があるが、最初にいずれかのシステムで認証を行えば他のシステムへのアクセスにおいて認証を不要とする技術は、一般に、○○といわれる。

XML RSS SSO SLA SOA

【解答】

SSO。

(3)ファイアウォールなどについて述べた次の二つの記述は、○○。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

A.NAT機能やプロキシサーバを用いることにより、内部の送信元IPアドレスを外部に対して隠蔽することができる。NAT機能は、一般に、ファイアウォールやルータに実装されている。

B.ネットワーク層とトランスポート層で動作し、パケットのIPヘッダとTCP/UDPヘッダを参照することで通貨させるパケットの選択を行うファイアウォールは、一般に、アプリケーションゲートウェイ型といわれる。

【解答】

Aのみ正しい。

(4)SQLインジェクションについて述べた次の記述のうち、正しいものは、○○である。

@攻撃者が、データベースと連動したWebサイトにおいて、データベースへの問い合わせや操作を行うプログラムの脆弱性を利用して、データベースを改ざんしたり、情報を不正に入手したりする攻撃である。
A攻撃者が、Webサーバとクライアント間の通信に割り込んで、正規のユーザになりすますことにより、やりとりしている情報を盗んだり、改ざんしたりする攻撃である。
B攻撃者が、JanvaScriptを使ったセッション管理に使うクッキーデータにアクセスし、ブラウザに広告などのダミー画面を表示させる攻撃である。
C攻撃者が、スクリプトをターゲットとなるWebサイト経由でユーザのブラウザに送り込むことにより、そのターゲットにアクセスしたユーザのクッキーデータの盗聴や改ざんなどを行う攻撃である。

【解答】

@が答えです。

(5)JIS Q 27001:2006に規定されている、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の要求事項を満たすための管理策における「媒体の取り扱い」又は「情報の交換」について述べた次の記述のうち、誤っているものは、○○である。

@取り外し可能な媒体の管理のための手順は、備えなければならない。
A媒体が不要になった場合は、正式な手順を用いて、セキュリティを保ち、かつ安全に保管しなければならない。
B情報の取り扱い及び保管についての手順は、その情報を認可されていない開示又は不正使用から保護するために、確立しなければならない。
B情報の取り扱い及び保管についての手順は、その情報を認可されていない開示又は不正使用から保護するために、確立しなければならない。
C情報を格納した媒体は、組織の物理的境界を超えた配送の途中においては、認可されていないアクセス、不正使用又は破壊から保護しなければならない。

【解答】

Aが答えです。

【第4問】次の各文章の○○内に、それぞれのの解答群の中から最も適したものを選びなさい。

(1)JIS TS C0017ビルディング内光配線システムで規定されている、光ケーブルの布設工事について述べた次の二つの記述は、○○。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

A.ケーブルの種類によっては、傾斜及び垂直ラックでは、長さが20メートル以上の場合は、ケーブル自重によりシース及びケーブルコアのズレが生じないよう許容曲げ半径以上の円形固定方法などにより中間留めを行う必要がある。

B.光ケーブルの水平ラック上での固定は、5メートル以下の間隔で、垂直ラック上での固定は、3メートル以下の間隔でケーブルしばりひもなどで固定する。

【解答】

Bのみ正しい。

(2)IEEE802.3afに準拠したPoEでは、カテゴリ5のLANケーブルを使用して給電する場合、給電方式がオルタナティブBのとき、給電に使用するRJ-45のピン番号は、○○である。

1,2,3,4 1,2,3,6 3,4,5,6 4,5,6,7 4,5,7,8

【解答】

4,5,7,8が答えです。

(3)JIS X 5150:2004では、平衡ケーブルの機械的特性が規定されており、直径6ミリメートル以上の4対ケーブルにおける施工後の最小曲げ半径は、○○ミリメートルである。

10 20 30 40 50

【解答】

50ミリメートルが答えです。

(4)光ケーブル布設後の光ファイバ伝送路の損失試験などについて述べた次の二つの記述は、○○。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

A.光損失試験で使用する光パワーメータには、短波長用の受光素子としてシリコン(Si)を、長波長用の受光素子としてゲルマニウム(Ge)又はインジウムガリウムひ素(InGaAs)を用いているものがある。

B.光ファイバの伝送損失の測定でOTDRを用いるとき、OTDRに接続した光ファイバの近端から10メートル前後の範囲は測定不能区間(デッドゾーン)となるため、その範囲での破断点検出を行う際には赤色光源を用いて目視で行う。

【解答】

AもBも正しい。

(5)JIS X 5150:2004では、図に示す設計において、カテゴリ5要素を使ったクラスDのチャンネルの場合、パッチコード/ジャンパ及び機器コードの長さの総和が15メートルのとき、幹線ケーブルの最大長は、○○メートルとなる。ただし、使用温度は20(℃)、コードの挿入損失(dB/m)は幹線ケーブルの挿入損失(dB/m)に対して50%増とする。

82.5 85.0 86.5 88.5 92.5

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【解答】

82.5。

【第5問】次の各文章の○○内に、それぞれのの解答群の中から最も適したものを選びなさい。

(1)図1は、JIS C 6823:2010光ファイバ損失試験方法におけるOTDR法による不連続点での測定波形の例を示したものである。この測定波形の(D)の箇所は、○○でのフレネル反射を表示している。なお、OTDR法による測定で必要なスプライス又はコネクタは、低挿入損失かつて低反射であるものとする。

終端 融着接続点 コネクタ接続点 入力端

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【解答】

終端が答えです。

(2)現場取り付け可能なSC(Single Coupling)型の単心接続用の光コネクタで、ドロップ光ファイバケーブルやインドア光ファイバケーブルに直接取り付ける光コネクタは、○○コネクタといわれる。

FC(Fiber optic Connector)
MT(Mechanically Transferable splicing)
MPO(Multifiber Push=On)
MU(Miniature Unit-coupling)
外被把持型ターミネーション

【解答】

外被把持型ターミネーション。

(3)JIS C 6823:2010光ファイバ損失試験方法における挿入損失法について述べた次の二つの記述は、○○。

Aのみ正しい Bのみ正しい AもBも正しい AもBも正しくない

A.挿入損失法は、測定原理から光ファイバ長手方向での損失の解析に使用することができ、入射条件を変化させながら連続的な損失変動を測定することが可能である。

B.挿入損失法は、カットバック法よりも精度は落ちるが、被測定光ファイバ及び両端に固定される端子に対して非破壊で測定することができる利点がある。

【解答】

Bのみ正しい。

(4)工程管理に用いられる各種工程表の特徴などについて述べた次の記述のうち、誤っているものは、○○である。

@ガンチャートによる工程表は、各作業の完了時点を100パーセントとして、横軸にその達成度を表示することにより、各作業の現時点における進行状態(達成度合い)が分かりやすい。
A斜線式工程表は、曲線式工程表ともいわれ、作業の実地時期、順序、所要日数などが分かりやすい。
Bネットワーク工程表は、全体作業の中で、各作業がどのように相互関係にあるのかを、結合点や矢線などによって、作業内容、手順、日程などを表示する。
Cバーチャートによる工程表は、各作業項目ごとに1本の横線で表すので、機械式工程表ともいわれ、作業間の関係が分かりやすいが、各作業の所要日数が分からない。

【解答】

Cが誤り。

(5)図2に示すアローダイアグラムについて述べた次の記述のうち、正しいものは、○○である。

@クリティカルパスの所要日数は14日である。
A結合点(イベント)番号5の最早結合点時刻(日数)は11日である。
B結合点(イベント)番号5の最早結合点時刻(日数)は13日である。
C作業Fのフリーフロートは2日である。
D作業Dが1日延びると、全体の工期は1日延びる。

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【解答】

Dが答えです。クリティカルパス(最長経路)とは、作業開始から終了までの多くの経路のうち、最も時間のかかる経路をいい、この場合は15日。結合点番号5の最速結合点時刻は、14日です。

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