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2.ネットワークの技術
ここでは、細かい説明まではしていませんが、簡略的にまとめてみました。噛み砕いて表現、解釈していますので、自己責任で参考にして下さい。
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●SDHベースのユーザ.網インタフェースにおけるATMの各レイヤについて
- 伝送コンバージェンス・サブレイヤ
- 上位レイヤからセル流を、下位レイヤに流すための速度整合をとる。
- 物理媒体依存サブレイヤ
- ATM通信を行うための伝送路符号化、電気・光変換機能をもつ。
- サービス依存部コンバージェンス・サブレイヤ
- サービス特有の機能を持つ。
- 共通部コンバージェンス・サブレイヤ
- サービスに依存しない共通的な機能を果たす。
- セル分割/組立てサブレイヤ
- 上位レイヤ情報とセル情報の間で分割・組立を行なう機能を提供する。
●データ伝送技術
LANで使用される伝送路符号形式について解説します。
符号方式 | 秋試験 | |
---|---|---|
マンチェスタ符号 | 10BASE-T | 0で信号が高〜低へ、1で低〜高へ |
MLT-3 | 100BASE-TX | 0は変化なし、1で1つずつ上下する |
NRZI | 100BASE-FX | 0は信号を継続、1で直前の信号を反転する |
NRZ | 100BASE-SX、LX | 0は低、1は高 |
●OSI参照モデル
レイヤ名 | |
---|---|
第7層 | アプリケーション層 |
第6層 | プレゼンテーション層 |
第5層 | セッション層 |
第4層 | トランスポート層 |
第3層 | ネットワーク層 |
第2層 | データリンク層 |
第1層 | 物理層 |
●インターネットプロトコル
TCP/IPは、インターネット標準のプロトコルであり、トランスポート層に対応するTCPと、ネットワーク層に対応するIPの二つのプロトコルから構成されています。
IPは、データパケットを相手側のコンピュータに送り届けるためのプロトコルです。コネクションレス型で、制御が簡略化されており高速化に有利。誤り制御等は行わないので、信頼性に劣ります。
TCPは、パケットが相手に正しく届くようにするためのプロトコルです。通信の開始と終了の取り決め、パケットの誤り検出、順序制御、送達確認等が規定されています。コネクション型です。
UCPは、ポート番号を指定するのみで、相手側の送達確認を行わないコネクションレス型。
●通信を効率化するための技術
IPv6は、IPv4におけるアドレスの枯渇の問題を解決するために、アドレス空間を128ビットに拡張しています。使用目的に合わせて、ユニキャストアドレス、マルチキャストアドレス、エニーキャストアドレスが割り当てられます。そのうち上位8ビットが1は、マルチキャストアドレスです。
ATMは、端末から送出されるユーザ情報を48バイト固定長のフィールドに分割し、それぞれに宛先情報を含んだヘッダを付加したセルと呼ばれる53バイトの固定長ブロックを転送単位とする転送技術です。
MPLSは、大量のトラヒックが流れるIPネットワークにおいて、ルータの処理効率を高めるために開発されたパケット転送技術です。EoMPLSは、MPLS網において、イーサネットフレームをカプセル化して伝送する技術です。
●光アクセスネットワークの設備構成
FTTHは、光ファイバによる家庭向けの通信サービスです。その設備構成の解説です。
- SS方式
- 1対1で接続するネットワーク形態
- PON(PDS)方式
- 光スプリッタ等を設置し、複数の利用者間に光ファイバを配線するネットワーク形態
- AON(ADS)方式
- 光/電気変換機能や、多重分離機能などを有するRTを設置し、メタリックケーブルを配線するネットワーク形態
●コマンドプロンプト
- tracert
- IPパケットのTTLフィールドを利用し、ICMPメッセージを用いてパスを追跡、通過する各ルータと各ホップのRTTに関するコマンドラインレポートを出力し、経路情報を確認。
- ipconfig
- IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイなどのコマンドラインレポートを出力。
- nslookup
- ドメイン名からIPアドレスを検索して表示。IPアドレスからドメイン名を検索して表示。
- ping
- 送信先のIPアドレスを入力することにより、送信先のホストコンピュータがネットワークに正常に接続されているか確認。win32バイト、mac56バイト。
- show route
- IPv6ノードの経路情報を表示。
- show addresses
- IPv6アドレスを表示。
- 技術 1.端末設備の技術
- 技術 2.ネットワークの技術
- 技術 3.情報セキュリティの技術
- 技術 4.接続工事の技術T
- 技術 5.接続工事の技術U
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